平成1年の住宅を中古で購入して今回は1階,2階を別世帯で大規模リフォームに着手しましたが,当然、施主さんは東日本ハウスが施工した物件なので良い買い物をしたと思ったはずですが,解体してみると柱の本数は少ないは桁間の長さは短い、更に地下の車庫天井がコンリートスラブでなくスレートボードのみで、エンジンスターターを使って暖気運転をしていたら排気ガスで危険な状況でした。こんな住宅をパワービルダーは,簡単に造っているし断熱性においては,施主さんが,寒く湿度が高いのでカビの心配もあったようです。 今回は,当初の予定より数段躯体の補強をし柱、筋かい、ホールドタンカー等を増強し通常五年しか入れない瑕疵保険を十年にしましたので、新築住宅と同じ条件となっています。 改修工事の内容は、スノーダクトの陸屋根を切り妻の三角屋根にしてオレンジの石州瓦を葺き,外壁はアルミサイデイングを採用しました。断熱性能は、外断熱76ミリとGW100ミリと遮熱シート8ミリを採用して必要な外皮性能の半分程度の高断熱化して改修工事をしました。屋根は,瓦を採用することで輻射熱をカットし外壁も遮熱シートで輻射熱を止めています。これが銀色のシートです。瓦も遮熱シートも北海道で初めて採用した工務店ですので,これから冬場に向けて住まいの結果が,非常に楽しみです。 宮大工の職人達が,住宅を施工出来る会社は,全国的にも珍しいのでこれからもチャレンジしていきたいと思います。 追伸,白石区の無料雑誌ふりっぱーで当社の職人を紹介して頂いてくれています。
高橋 一彦
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